はじめに
2025年6月16日から6月20日までの1週間分の株主優待に関するニュースをまとめました。

この1週間でどんな変化があったのか見ていこう!
優待を新設した企業
この期間に、新たに株主優待を導入すると発表した企業は1社です。
- ITシステムサービスを提供する同社は、新たに「プレミアム優待倶楽部」のポイントを導入しました。
- 毎年3月末と9月末時点で400株以上を保有する株主が対象で、保有株式数に応じて1,500ポイントから50,000ポイントまで進呈されます。これらのポイントは、特設ウェブサイトで約5,000種類の掲載商品と交換可能です。

優待に変更があった企業(拡充・改悪含む)
優待の内容が変わった(良くなった、悪くなった)企業は以下の通りです。
拡充(株主優待制度の拡大)
- フェスタリアホールディングス(2736):
- ジュエリー販売を手掛ける同社は、株式分割(1株から3株)に伴い、株主優待制度を拡充しました。
- 特に注目すべきは、株式分割後の「100株以上300株未満」という新たな区分を設け、10,000円分の割引クーポンを進呈することです。
- 既存区分も、保有株数に応じて自社商品や特別優待券の内容が変更され、全体的に優待が強化されています。💎
- エヌジェイホールディングス(9421):
- 従来の優待内容に加え、200株以上保有の株主に対するQUOカードの贈呈額が増額されました。
- 100 株以上 200 株未満を保有の株主に 1,000 円分の QUO カード
- 200 株以上を保有の株主様に 4,000 円分の QUO カード
- メディア工房(3815):
- 優待品がQUOカードPayから「デジタルギフト」へ変更されました。
- 対象となる交換先は次の予定です。また、一部ギフトは交換レートが異なります。
- Amazon ギフトカード / QUO カード Pay / PayPay ポイント / d ポイント/ au PAY ギフトカード /Apple Gift Card / Edy ギフト ID / Google Play ギフトコード / 楽天ポイントギフトカード /V プリカギフト

変更
- デジタルプラス(3691):
- 基準日の変更、優待内容の変更、長期保有優遇の追加が行われました。
- ギフト:7単元以上保有者にNFTギフトを継続配布。
- 2単元以上を2年以上保有で500円ギフト(従来から継続)。
- 10単元以上を10年以上保有している株主に対して、追加で「代表との1on1ランチ」招待権を付与。
- サンネクスタグループ(8945):
- 同社は、優待品に「地域特産品」を加え、さらに継続保有期間の条件を導入しました。
- ポーラ・オルビスホールディングス(4927):
- 同社の優待制度は、優待獲得に「1年以上の継続保有」を必須化し、さらに長期優遇制度も細分化されました。
- 基本制度:保有株数・年数に応じてポイント(100円相当/1ポイント)を付与 → カタログ商品と交換可能。
- 長期保有優遇:従来通り「3年以上保有」で+20ポイント
- 新設:5年以上保有の株主には、5年ごとに+5ポイント付与
- ジャパンクラフトホールディングス(7135):
- 1年未満保有者への優待を廃止し、継続保有期間に応じた区分へと変更しました。
記念優待(特定の節目を祝う優待)
- Sharing Innovations(4178):
- 占いアプリ「ウラーラ」を運営する同社は、チャット鑑定件数200万件突破を記念して株主優待を実施することを発表しました。
- 2025年6月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、占いアプリ「ウラーラ」で利用可能な2,000ポイントを贈呈します。
廃止
- CARTA HOLDINGS(3688):
- NTTドコモによるTOB(株式公開買付け)に伴い、株主優待制度が廃止されました。

まとめ
株主優待の廃止は悲しいニュースですがTOBなら仕方ないですね。
今週は継続保有を条件に入れる企業が目立ったように思います。
最新の情報は、各企業の公式発表やIR情報でご確認ください。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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